都立中受検|学校別・科目別対策まとめ

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目次

ごあいさつ
元々は経営コンサルタントでしたコンサルティングは教育にも何を改善するのか『得意』にさせる考え方都立中対策も1つ1つを『得意』に

1)都立中のススメ
適性検査は将来の勉強につながる『作文』は『現代文』『英文読解』につながる『作文』は『就職活動』にもつながる

2)都立中志望校選びの3つの決め手
「うちは志望校は決まっています」は正解?①作文の得意・不得意が顕著な場合②理科の完成度が低い場合③算数の系統が合わない場合最大の問題は…早めにご相談ください

3)都立中受検・作文の分析
東京都共同作成問題東京都立桜修館中等教育学校東京都立立川国際中等教育学校東京都立白鷗高校附属中学校東京都立三鷹中等教育学校東京都立南多摩中等教育学校東京都立両国高校附属中学校

4)都立中受検・適性検査Ⅱの分析
東京都共同作成問題東京都立桜修館中等教育学校東京都立小石川中等教育学校東京都立三鷹中等教育学校東京都立武蔵高校附属中学校

5)都立中受検・適性検査Ⅲの分析
東京都立大泉高校附属中学校東京都立小石川中等教育学校東京都立白鷗高校附属中学校東京都立富士高校附属中東京都立武蔵高校附属中学校東京都立両国高校附属中

6)千代田区立九段中受検の分析
適性検査1適性検査2適性検査3

7)都立中受検・科目別対策の概要
作文資料説明問題立体図形・平面図形規則性・場合の数・ゲーム系割合計算文章題系理科・社会理科重点系まとめ 

8)特別講座のご案内
要約対策答案構成訓練答案添削・書き直し資料読み取り問題算数系規則性・場合の数・ゲーム系理科・社会系

さいごに

ごあいさつ

この特集サイトでは、都立中受検の対策について、元enaの個別教室で校長をしていた私が、保護者の方からよく質問されたことを中心に、丁寧にご説明したいと思います。

元ena個別教室校長|学歴(私立開成中学・高校・私立上智大学法学部・私立上智大学法学研究科)|主な合格実績(開成中・筑駒中・日比谷高・国立高・東大・一橋大)|指導(SAPIX算数・早稲田アカデミー算数理科英語数学・その他英文読解・現代文・小論文・留学準備)

元々は、経営コンサルタントでした

私は、元々広告会社でプランナー及び総務・経理の統括責任者を、経営コンサルティング会社でプロジェクトマネージャーをしておりました。

過去に、SAPIX・早稲田アカデミーで指導経験があったことをベースに、準大手の学習塾で、経営コンサルティング(新規事業等)に従事しました。

そこで教育事業・校舎運営に興味を持ち、enaでも責任者として校舎運営に数年従事。

その後、自分で教育事業を立ち上げるまでに至りました。

コンサルティングは教育にも

経営コンサルティングでは、問題を発見したら、様々な要素を細分化し、解決策を考えます。

この発想は、受験・カリキュラムにも応用できるものです。

あらゆる製造業では、歩留まり率が重要です。

その発想は、生徒の正答率でも同じことが言えます。

何を改善するのか

工場で、1工程で重大なエラーが発生しているのに、経営陣が、「生産数を増やすことで出荷数を増やそう」としても、決して健全な運営にはなっていきません。

同じことが、学校や塾のカリキュラムでも起きています。

例えば、分数の計算がまだ全然できていないのに、割合の問題に入ったとしましょう。

分数の計算でミスがあるため正解率が低いのに、とにかくたくさん解かせて、8割正解を目指させるような状態です。

この場合の解決すべき最初の課題は、割合を学ぶことではなく、分数の計算を完璧にすることでしょう。

カリキュラム主導の教育は、悪質な大量生産型の教育であって、生徒のためのものではないのです。

『得意』にさせる考え方

子供たちに、何かを『得意』にさせようと思ったら、実はそんな難しいことではありません。

とにかく、1つのことを徹底的に、「得意」になるまで、「友達に自慢したくなる」まで、やらせてあげればいいのです。

算数でも、段落分けでも、要約でも、英文法でも、まずは1つのことを徹底的に極めさせる。

大切な分野ほど、忘れたくても、二度と忘れないぐらいに。

それだけで、「嫌い」から解放されます。

現代の教育でそれができないのは、『カリキュラム』を過度に順守しようとするからです。

都立中対策も1つ1つを『得意』に

それぞれの生徒の状況や志望校に合わせて、試験に必要な要素を洗い出し、1つ1つ得意にしていきましょう。

そのようなプランニングと指導は、学校や学習塾では難しいと思います。

また現実に、多くのお子さんは、たくさんの宿題をこなすことに、時間を使わざるをえなくなっています。

私たちは、お子様の受検にとって、コンサルタントとして、そして、指導者として。

私たちといる間だけでも、1つ1つを丁寧に、『得意』にしていくことに、全力を尽くしたいと思います。

ぜひ、気軽にご相談ください。お問い合わせ、心よりお待ち申し上げます。

1)都立中のススメ

『適性検査』は将来の勉強につながる

都立中で出題される適性検査は、題材こそ『算数・国語・理科・社会』です。

しかし、出題自体を見ると、大量の文章を読ませ、その中から大事な情報を見つけた上で、考える形式となっています。

文章をしっかり読まなければ、単なる知識では太刀打ちできないのは、大学受験の上位校、仕事などにも通用します。


都立型の勉強だけ

私立型の勉強をしている子に知識量で負けます。

私立型の勉強だけ

即答に慣れているので、『資料を与えられて、じっくり考えてから取り組む』ことに不慣れです。

都立型+都立型

知識量も豊富で、その知識の使い方の訓練もなされています。


開成出身の私ですが、開成やその他の上位校を受験する生徒にも、都立の問題は繰り返し解かさせていました。

私立型の問題集は、「知ってる」「知らない」だけで決着がついてしまうことがほとんどです。

しかし、私立中の上位校では、『憲法を読まさせて分析させる』というような問題も、多数出ていますよね。

その点、『分析系』の問題の訓練をするなら、『都立系』の問題が有用なのです。

『作文』は『現代文』・『英文読解』につながる

「現代文の点数が安定しない」という言葉は、小学生から大学受験生まで、幅広く聞くことができる言葉です。

安定しない原因は簡単です。

きちんと文章を読んで、理解するための訓練を、サボり続けているからなのです。

課題文を、その内容を人に説明できるぐらい丁寧に読んだ文章が、どれだけあるでしょうか?

早く問題を解き終わることを目指して、内容の理解もそこそこに、問題を解き始めることが、大半かと思います。

そういう読み方をしているから、相性の良い問題は良い点数、相性の悪い問題は悪い点数という結果になります。

作文を書こうと思えば、そういう雑な読み方をやめ、しっかり理解する読み方に変えることができます。

読み方が”正しく”できるようになれば、将来、現代文や英文読解で、「スランプになる」「苦手になる」ことを避けられます。

というのも、「自分が実は読めていない」ことは、きちんと分かっていますから、そのための対策ができるからです。

『作文』は『就職活動』にもつながる

都立中やその他の全国公立中高一貫校で出題される作文では、以下のテーマがよく聞かれます。

・どんな中学生になりたいか
・どんな学びをしていきたいか
・どんな失敗をして克服してきたか

もう、ほとんど、『大学』に置き換えて、就職の面接で問えそうなことです。

作文は、中学への『志望動機』であることが少なくありません。

「どんな学びをしていきたいか」と聞かれて、「英語も数学もしっかり頑張っていきたい」と答えては、当たり前すぎるのではないでしょうか。

例えば、『スーパーサイエンスハイスクール』である『小石川中等教育学校』を志望するなら。

「理数系の高度なカリキュラムをしっかりこなし、科学者を目指して勉強したい」と書く方が、これでもまだまだ不十分ではありますが、それでも「その学校に入りたい」思いが多少は伝わります。

都立中の作文対策を、国語の延長と思わず真摯に取り組めば、将来の就職活動でも、かなり有利になるのです。

2)都立中志望校選びの3つの決め手

「うちは志望校は決まっています」は正解?

「家の近くがいい」「〇〇に対応した学校がいい」など、志望校ありきの場合、本来、悩む必要はありません。

ただ、それでもなお、塾の校長としては、「この子は、〇〇中の方が向いているのになぁ」と思うことがあります。

その視点をお伝えしたいと思います。

①作文の得意・不得意が顕著な場合

一番心配なのは、長文を読むスピードが遅い場合です。

東京都共通問題などの場合、2つの長文を読みます。

長文を読むスピードが遅ければ、必然的に、作文を書く時間・練る時間が確保できません。

ものを読むスピードは、もちろん技術として磨くことができます。

ただ、小学生ぐらいだと、まだ『先天的』と言ってしまっても良いほど、『苦手』レベルで遅い子、考えながら読んでしまう子がいます。

そういう子には、2つの長文を読んだ上での作文は、ある程度ギャンブルになってしまいます。

②理科の完成度が低い場合

理科の知識は、私立の上位校を受けようとする子の間でも、差が非常に激しい部分です。

理科の問題が多い学校では、必然的に、理科が得意な子以外は、基礎点が非常に厳しくなります。

理科に関しては、残念ながら、ほとんどあらゆる分野から出題があります。

そのため、小6から対策を始めたような場合、どうしても勉強量が足りなくなる可能性が高いのです。

③算数の系統が合わない場合

理科よりは、努力で克服しやすい内容ですが。

『立体図形』系を出題する学校は少なくありません。

『場合の数』『場合分け』『思考パズル』が好きな学校も少なくありません。

それらの出題は、高3でも、なかなか得意にならない子がいます。

残念ながら、センスと言っても過言ではありません。

それをよく出題してくる学校については、無視して受検しても、やはりギャンブルになってしまいます。

最大の問題は・・・

上に書いた3つは、どれも、合否を左右する問題です。

もし第1問目でそれが出題され、時間がかかってしまったら…。

不安は募ります。

本人も、ある程度苦手意識をもって試験に臨まなければなりません。

非常に不利な戦いを強いられることになってしまうのです。

早めにご相談ください

我々も時々は、「どこどこの方が合格可能性は高いだろうなぁ」と思っている時があります。

ただ、保護者の方に「うちはどうしても〇〇に行かせたいです」とおっしゃられてしまうと、上記の内容はお伝えしづらく、我々も口をつぐんでしまうのが現実です。

『初回面談頃』『小6になる頃』『夏休み前』などのタイミングでは、あらためてこちらから、ご質問・ご相談させて頂きます。

ただ、それ以外のタイミングで気になったら、この件だけはぜひ、早めに、積極的に、ご質問・ご相談頂くことをお勧めします。

3)都立中受検・作文の分析

東京都共同作成

~大泉・小石川・富士・武蔵

2018 「知ることと、知らされることのちがい」等についての課題文と、「自分の頭で考える」こと等についての課題文を読んで、今後の学校生活で大切にしていくことについて書く。
2017 「コトバに縛られてしまう」等に関する課題文と、「文字」・「伝わる」・「表現」の自由に関する課題文を読んで、「自由」について自分の考えを書く。
2016 「想像力の翼とともに」『本はこころの友達』(菊田まりこ)と、『あるとき脳は羽ばたく』(茂木健一郎)を読んで、自分にとって「読書が与えてくれるもの」について書く。
2015 『<日本語でない>日本語』、『メタメッセージ』などに関する2つの課題文を読んで、人が何かを伝え合うときに重要だと思うことについて書く。

東京都共同作成問題では、言語・読書・認識といったテーマがメインです。

頻出テーマでありながら、毎年、しっかり考えさせるものとなっています。

出てきた言葉をしっかり定義・分析して、「今後どのように学習していくか」について、まとめなければなりません。

小問での誘導もしっかりしているので、国語が得意で作文の訓練がしっかりできていたら、点数をしっかり取り切れる出題となっています。

東京都立桜修館中等教育学校

~大学受験でも通用するレベルの出題形式

2018 「水を飲んで楽しむものあり。錦を衣て憂ふるものあり。」「出る月を待つべし。散る花を追ふこと勿れ。」の2文を読んで、考えたことを書く。
2017 「よき細工は、少し鈍き刀を使ふといふ。妙観が刀は、いたく立たず。」を読んで、考えたことを書く。
2016 『やじろべぇ』のイラストを見て、考えたことを書く。
2015 『にんげんぴかぴか こどもの詩2』(川崎洋編)を読んで、考えたことを書く。
2014 3枚の木材の写真を見て、考えたことを書く。
2013 3枚の世界地図を見て、考えたことを書く
2012 「おかげさまで」という言葉に関する3枚の会話のイラストを見て、考えたことを書く。
2011 『こどもの詩』を読んで、考えたことを書く。
2010 『道』という単語と、辞書に書かれている意味を読んで、考えたことを書く。

桜修館の作文は、非常に高度です。

単純な資料があり、それについて簡単なコメントがあるだけという出題形式。

ほとんど同じ出題形式の小論文が、私大医学部で偏差値上位の順天堂大学でも出題されています。

「考えたこと」を書きますが、何を考えるかは、受検生にかなり任されているのが、構成することを困難にしています。

こういう形式に不慣れな多くの生徒は、書いている途中で方向性を忘れてしまうかもしれません。

作文を書く際のポイントは以下の3つです。

  • 与えられた資料をきちんと定義する
  • 「今後自分はどう生きていこう」という教訓につながるストーリーをきちんと作る
  • 答案をしっかり構成し、文章を過不足なく書く

桜修館を目指すなら、世の中のどんなことについても、「書け」と言われたら書けるというぐらいの、向学心が必要です。

ただ、出題形式は単調なので、自分の考えたことを『作文化する』という観点では、対策しやすいかもしれません。

東京都立立川国際高校中等教育学校

~長めの課題文を読んだ上での作文が近年の傾向

2018 長めの課題文を読んで、「本来のやさしさ」に関して考えたことを書く。
2017 長めの課題文を読んで、『自然を理解する』ことに関して考えたことを書く。
2016 長めの課題文を読んで、「質問すること」に関して考えたことを書く。
2015 長めの課題文を読んで、「読書の楽しみ」に関して考えたことを書く。
2014 長めの課題文を読んで、『理想的な言語生活』に関して考えたことを書く。
2013 課題文を読んで、「よりよい町づくり」に関する、与えられた文章を直す。
2012 課題文を読んで、『他者と接する際に大切だと思うこと』を書く。
2011 課題文を読んで、将来、建築士として働くことになった場合に、どんな国・都市でどのように働きたいか書く。
2010 『日本人の美徳』(櫻井よしこ)を読んで、資料を選び、考えたことを書く。

立川国際中の作文は、非常にオーソドックスな出題です。

今後、変わる可能性はもちろんありますが、2014年以降、出題形式が安定しています。

近年の出題は、「きちんと言葉を定義して理解する」訓練が重要です。

与えられたテーマに対して、「著者の意図をきちんと定義・分析・要約する」「それについて自分の考えを構成する」という訓練をすることで、しっかり対策することができるでしょう。

東京都立白鷗高等学校附属中学校

~2つの課題文を読む形式が中心だが対策しづらい

2018 2つの課題文を読んで、「思考停止」してしまっているものについて、『多様性』を大切にしていくための考えを書く。
2017 課題文を読んで、海外から日本に来た方に、どのような「おもてなし」をしようと思うか書く。
2016 2つの課題文を読んで、「多様性」と機能を特化したものについて書く。
2015 2つの課題文を読んで、将来の目標について書く。
2014 課題文を読んで、現代の私たちの『桜』の親しみ方について書く。
2013 2つの課題文を読んで、『生き物が登場する日本のお話』を挙げ、その生き物がどう親しまれてきたかについて書く。
2012 (不明)
2011 課題文を読んで、『人間の内部にある矛盾』と『コトバの変異』について、それぞれ書く。
2010 課題文を読んで、『目的の違う二種類の読書』と『書き手と読み手のコミュニケーション』について、それぞれ書く。

白鷗中は、時々出し方を変えてきます。

2つの課題文を読む形がメインかと思いますが、2017年のようなこともあるので、油断ができません。

また、2015年のように、わりと多くの受験生が取り組んできたことがあるだろうテーマが出題されることもあります。

しかし、『桜』の親しみ方、「おもてなし」「思考停止」のように、作文にしやすいかというとそうでもない内容が出題されるものと思って、準備しておく必要がありそうです。

どんな形で出題されても対応できるようにしておきましょう。

東京都立三鷹中等教育学校

~唯一物語系を出題する学校

2018 2つの課題文が出題され、それぞれについて、それぞれ短く作文する。1つは物語、1つは論説文。
2017 (非公表)
2016 2つの課題文が出題され、それぞれについて、それぞれ短く作文する。1つはエッセイ、1つは論説文。
2015 2つの課題文が出題され、それぞれについて、それぞれ短く作文する。1つはエッセイ、1つは論説文。
2014 2つの課題文が出題され、それぞれについて、それぞれ短く作文する。1つは物語、1つは論説文。
2013 2つの課題文が出題され、それぞれについて、それぞれ短く作文する。1つは物語、1つは論説文。
2012 2つの課題文が出題され、それぞれについて、それぞれ短く作文する。1つは物語、1つは論説文。
2011 2つの課題文が出題され、それぞれについて、それぞれ短く作文する。1つは物語、1つは論説文。
2010 2つの課題文が出題され、それぞれについて、それぞれ短く作文する。1つは物語、1つは論説文。

三鷹中は、出題形式が一貫しています。

2つの課題文を、それぞれ独立して読まなければいけませんし、作文も別々です。

読む速さ、書く速さが要求されます。

私立型の勉強との親和性が高いと言えそうです。

東京都立南多摩中等教育学校

~ビジネスマンにも読まれるタイプの課題文を読む

2018 「アサーション入門‐自分も相手も大切にする自己表現法」(平木典子)という課題文を読み、自分の主張が受け入れられない時、どう歩み寄りの提案をするかについて書く。
2017 「最高の結果を引き出す質問力」(茂木健一郎)という課題文を読み、社会の中で困っていることと、周りへの働きかけについて書く。
2016 「99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方」(竹内薫)という課題文を読み、「わかったつもり」だったことが本当に「わかった」体験について書く。
2015 「ほんとはこわい『やさしさ社会』」(森真一)という課題文を読み、「やさしいきびしさ」と「きびしいやさしさ」について書く。
2014 「ピカソを見わけるハト 人の認知、動物の認知」(渡辺茂)という課題文を読み、「今関心をもっているけれども、まだ調べていないこと、試していないこと」について書く。
2013 「春の数えかた」(日高敏隆)という課題文を読み、身近な自然に『目をこらし』て発見したことについて書く。
2012 「科学のすすめ‐宇宙への果てのない航海」(海部宣男)という課題文を読み、『世界を自分なりに理解し整理したい』と思って、何かを作り発表したことについて書く。
2011 「話しことばのひみつ」(斎藤美津子)という課題文を読み、よりよく心の通じ合いをするための『くふう』について書く。
2010 『まず歩き出そう‐女性物理学者として生きる』(米沢富美子)を読んで、『驚きをきっかけにして出てきた疑問』について書く。

立川国際中の作文は、非常にオーソドックスな出題です。

大学受験の課題小論文で出題されてもおかしくないような課題文が選ばれています。

また、2014年以降、出題形式は安定しています。

近年は、「きちんと言葉を定義して理解する」訓練が必須となっています。

与えられたテーマに対して、「著者の意図をきちんと定義・分析・要約する」「それについて自分の考えを構成する」という訓練をしておかなければなりません。

東京都立両国高校附属中学校

~課題文から自分の未来を考察する

2018 2つの課題文を読んで、自らを「成長」させるために何が大切と考えたかを書く。
2017 2つの課題文を読んで、「いまの日本」における「馬車」についての考えを書く。
2016 2つの課題文を読んで、今後どのような「ものの見方」をしていきたいか書く。
2015 2つの課題文を読んで、自分の人生を幸福にするために、どのようなことをしていきたいか書く。
2014 2つの課題文を読んで、周りの人とよりよい関係を築いていくことについてどのように考えたか書く。
2013 2つの課題文を読んで、「リーダーのあるべき姿」についてどのように考えたか書く。
2012 2つの課題文を読んで、自分の時間をどのように使おうと考えたか書く。
2011 2つの課題文を読み、環境を守るために役立つと考えられるものを1つ考えて、その言葉を入れて俳句を作る。そして、その俳句について説明する作文を書く。
2010 2つの課題文を読んで、自分の生活に生かしたいたいことがどのようなことか書く。

両国中の出題傾向は、概ね「自分の成長」というキーワードで括られています。

もちろん、『コミュニケーション』『リーダー』というようにずらされているので、ちょっと準備すれば対策できるというわけではありません。

2011年などは、『俳句を作る』という唐突な課題なので、結局いろいろ対策しておかなければ、万全にはなりませんが。

それでも、他の学校よりもメッセージ性が強いため、対策しやすい部類でしょう。

4)都立中受検・適性検査Ⅱの分析

※問題一覧表内の”★”は東京都共同作成問題

東京都共同作成問題

~大泉、立川国際、白鷗、富士、南多摩、両国では、全問共同作成問題を採用

2018


★大問1 さいころがテーマ(展開図・ゲーム・組み合わせ・説明)
★大問2 都市がテーマ(説明・説明・説明)
★大問3 花粉等がテーマ(説明・説明・グラフ・説明)
2017


★大問1 図形と場合分けがテーマ(立体図形・規則性・説明)
★大問2 家庭菜園がテーマ(説明・割合計算・説明)
★大問3 時間のはかり方がテーマ(説明・グラフ・条件選択)
2016


★大問1 多目的室の活用がテーマ(曲線の長さ・縮尺等・ゲーム・ニュートン算)
★大問2 文化遺産と自然遺産がテーマ(説明・説明・説明)
★大問3 アゲハの幼虫がテーマ(選択・説明・説明)

適性検査2は、バランス良くいろいろな分野から、資料を読み取る問題が出題されています。

東京都立桜修館中等教育学校

~大問1のオリジナル問題で特徴を出してくる

2018 大問1 引っ越しがテーマ(縮尺・道順・面積・体積・グラフ・説明)
★大問2 都市がテーマ(説明・説明・説明)
★大問3 花粉等がテーマ(説明・説明・グラフ・説明)
2017 大問1 けん玉がテーマ(面積・立体図形・ゲーム)
★大問2 家庭菜園がテーマ(説明・割合計算・説明)
★大問3 時間のはかり方がテーマ(説明・グラフ・条件選択)
2016 大問1 多目的室の活用がテーマ(曲線の長さ・縮尺等・ゲーム・ニュートン算)
★大問2 文化遺産と自然遺産がテーマ(説明・説明・説明)
★大問3 アゲハの幼虫がテーマ(選択・説明・説明)

大問1で、算数の能力を総合的に見て、大問2~3で、資料の読み取る力と説明する力を見るというのが傾向になっています。

大問1は、中学受験受験小5向け問題集に出てくるような問題がしっかり解ければ、対策としては十分です。

ただし、説明問題が多く、そもそも記述に時間がかかってしまうので、算数系にかけられる時間はそんなにありません。

東京都立小石川中等教育学校

~第2問のオリジナル問題は社会・環境関連

2018


★大問1 さいころがテーマ(展開図・ゲーム・組み合わせ・説明)
大問2 フードマイレージがテーマ(グラフ・説明・説明・説明・説明・説明)
★大問3 花粉等がテーマ(説明・説明・グラフ・説明)
2017


★大問1 図形と場合分けがテーマ(立体図形・規則性・説明)
大問2 地球上の水がテーマ(容積・説明・説明・グラフ・説明・説明)
★大問3 時間のはかり方がテーマ(説明・グラフ・条件選択)
2016


★大問1 多目的室の活用がテーマ(曲線の長さ・縮尺等・ゲーム・ニュートン算)
大問2 国民総所得がテーマ(説明・グラフ・説明・説明・説明)
★大問3 アゲハの幼虫がテーマ(選択・説明・説明)

小石川中では、大問1・大問3は、全問東京都共同作成問題を利用しています。

適性検査2は、社会的なテーマに対して、最後に、150字以内程度で作文をしなければなりません。

そのため、ある程度の処理速度がなければ、大問3は時間不足になってしまうでしょう。

東京都立三鷹中等教育学校

~大問1は後回しも検討

2018


大問1 図形とすごろく系ゲームがテーマ(場合の数・ゲーム・ゲーム・説明・平面図形)
★大問2 都市がテーマ(説明・説明・説明)
★大問3 花粉等がテーマ(説明・説明・グラフ・説明)
2017


大問1 応援歌がテーマ(和差算・組み合わせ・条件選択・説明)
★大問2 家庭菜園がテーマ(説明・割合計算・説明)
★大問3 時間のはかり方がテーマ(説明・グラフ・条件選択)
2016


大問1 生活習慣がテーマ(組み合わせ・説明・条件選択・平面図形)
★大問2 文化遺産と自然遺産がテーマ(説明・説明・説明)
★大問3 アゲハの幼虫がテーマ(選択・説明・説明)

三鷹中では、大問2と3に、東京都共同作成問題を利用しています。

これらは、特にレベルが高いというわけではありません。

一方、大問1には独自問題を利用しており、非常に悩ませる問題が並びます。

一度迷ってしまったら、なかなか回復が難しいです。

そこで、大問1は後回しにして、大問2と3をしっかり解いてから、大問1に取り組むという戦略が正しいかもしれません。

東京都立武蔵高等学校附属中学校

~独自問題を採用するが、オーソドックスな問題

2018


★大問1 さいころがテーマ(展開図・ゲーム・組み合わせ・説明)
大問2 『日本橋』がテーマ(説明・割合計算・説明・説明)
★大問3 花粉等がテーマ(説明・説明・グラフ・説明)
2017


★大問1 図形と場合分けがテーマ(立体図形・規則性・説明)
大問2 米がテーマ(説明・割合計算・説明・説明)
★大問3 時間のはかり方がテーマ(説明・グラフ・条件選択)
2016


★大問1 多目的室の活用がテーマ(曲線の長さ・縮尺等・ゲーム・ニュートン算)
大問2 光がテーマ(説明・説明・説明)
★大問3 アゲハの幼虫がテーマ(選択・説明・説明)

武蔵中の大問2では、独自問題が使われています。

ただ、理科や社会などの基本的な知識を利用した、基本的な理解を問う問題が中心です。

思考力を問う問題は、適性検査Ⅲに委ねられている印象です。

5)都立中受検・適性検査Ⅲの分析

東京都立大泉高校附属中学校

~なかなかにハイレベルな出題が散見

2018


大問1 インゲン豆がテーマ(条件選択・グラフ・説明)
大問2 観覧車がテーマ(規則性・説明・ゲーム・ゲーム・立体図形・条件選択)
2017


大問1 ウキクサがテーマ(グラフ・割合計算・説明)
大問2 アルゴリズムがテーマ(ゲーム・条件選択・面積・展開図)
2016


大問1 シーソーがテーマ(説明・条件選択・説明)
大問2 スタンプがテーマ(図形分析・図形分析・図形分析・展開図・規則性)

大問1は、理科を中心に、しっかり分析して、説明させるという方針が明確です。

多少の知識は要求されつつ、難易度はそこまで高くないという構成になっていると考えられます。

一方、大問2は、かなり大変です。

この問題に対する対応力で、合否が決まる可能性が高そうです。

2016年は、立体と平面を組み合わせて、細かく丁寧に考える必要がある上に、問題数も多く、ほとんどの受験生はヘトヘトになったのではないでしょうか。

2017年は、大人の視点で難易度が多少下がったと言えますが、『アルゴリズム』などという言葉が登場して、いやな気分になった受検生は少なくないのではないでしょうか。

2018年は、テーマも内容も難易度が緩和されたものの、しっかり考えさせる問題であることには変わりありません。

普段から、1問10分粘って考える訓練が重要になってくる学校です。

東京都立小石川中等教育学校

~思考力を問う面白い問題がたくさん

2018


大問1 石けん液がテーマ(説明・説明・説明・説明)
大問2 折り紙がテーマ(展開図・説明・条件選択・条件選択・説明)
2017


大問1 熱伝導率がテーマ(説明・説明・説明・説明)
大問2 模様がテーマ(面積・説明・ゲーム・規則)
2016


大問1 カーリングがテーマ(説明・割合計算・説明・説明)
大問2 積み木がテーマ(展開図・立体図・表面積・展開図)

小石川中における設問方針は明確です。

大問1では、理科の知識と、それをベースにした説明力を見ています。

大問2では、図形に関する対応力を見ています。

力学系・図形系が得意でなければ、かなり厳しい戦いになってきます。

東京都立白鷗高等学校附属中学校

~今後の傾向は要チェック

2018


大問1 留学がテーマ(為替計算・説明・面積・平面図形・立体図形)
大問2 カードゲーム(ゲーム・説明・組み合わせ・説明)

白鷗中は、2018年から、適性検査Ⅲの試験を始めました。

それまでの年の問題はありません。

オーソドックスな算数の試験というような印象です。

2019年以降、どうなるのかは、何とも言えませんが、算数の対策をバランスよくしておくという感じになるかと思います。

東京都立富士高等学校附属中学校

~なかなかにハイレベルで苦手な生徒が多そう

2018


大問1 時計がテーマ(角度・組み合わせ・説明)
大問2 立方体がテーマ(立体図・組み合わせ・表面積・説明)
2017


大問1 あみだくじがテーマ(組み合わせ・組み合わせ・組み合わせ)
大問2 立方体がテーマ(組み合わせ・展開図・説明)
2016


大問1 区画がテーマ(組み合わせ・組み合わせ・展開図)
大問2 果物売り場がテーマ(つるかめ算・組み合わせ・組み合わせ)

富士中の適性検査Ⅲは、基本的に算数と思って問題ないと思います。

難易度自体はそこまででもないものも含まれますが、問題文を読んで理解するのにも、考えるのにも時間がかかる問題が少なくありません。

しかも、図形・展開図や組み合わせなど、『算数が得意でない子は苦手』というような分野からの出題が中心になっています。

算数が得意な子でなければ、かなり苦戦することが考えられます。

東京都立武蔵高等学校附属中学校

~オーソドックスな算数と理科

2018


大問1 門がテーマ(面積・展開図・規則性と説明)
大問2 生き物と環境がテーマ(説明・説明・説明)
2017


大問1 〇×ゲームがテーマ(組み合わせ・組み合わせ・ゲーム)
大問2 食塩水がテーマ(説明・図解・濃度計算)
2016


大問1 すごろくがテーマ(経路・経路・経路・面積)
大問2 水と氷がテーマ(説明・濃度計算・説明)

武蔵中の適性検査Ⅲは、基本的に算数と理科と思って問題ないと思います。

算数では、平易な導入問題があって、次の問題からグンと難易度が上がります。

理科は、割合計算なども含めて出題されます。

テーマが絞られていて取り組みやすい半面、しっかり読んで理解して取り組む必要があります。

時間をかけて考える必要のある問題が多く、きちんと訓練されていなければ、混乱してしまう可能性が低くありません。

東京都立両国高等学校附属中学校

~社会に関するテーマと理科に関するテーマ

2018


大問1 鉄道がテーマ(分析・分析・展開図)
大問2 魚のすめる水がテーマ(割合計算・説明)
2017


大問1 選挙権がテーマ(組み合わせ・条件計算・判断推理)
大問2 障害物競走がテーマ(道のり・経路)
2016


大問1 新聞がテーマ(割合計算・分析計算・組み合わせ)
大問2 空気の性質がテーマ(説明・計算と説明)

両国中の適性検査Ⅲの出題は、難易度は高くありません。

ただし、分析や判断が必要な問題が多く、しかも、説明も必要です。

それが組み合わされて、唐突に聞かれる場合も少なくありません。

多様な問題への慣れが必要な出題となっています。

6)千代田区立九段中受検の分析

適性検査1

~課題文から自分の未来を考察する

2018 大問2で、「バトンを受け取る」ことについて書く。
2017 大問2で、「知識」と「学習」について書く。
2016 大問2で、「自立」について書く。
2015 3つの課題文を読んで、「わかる」について書く。
2014 課題文を読んで、「多様である」と感じていることについて書く。
2013 課題文を読んで、「時間と信頼」について書く。
2012 2つの課題文を読んで、新しい見方や考え方に気づいたり、今まで知らなかった事実を見つけたりするために必要な態度について書く。
2011 新聞記事を読み、「生き物同士の命のつながりやかかわり」について書く。
2010 新聞記事を読み、好きな季節とその季節にみられる植物について書く。

九段中は、元々「読ませる量が多い」という印象があります。

2016年からは、大問1で国語のような問題を、大問2の最後の課題で作文を、200字程度で書かせるという傾向で固まっています。

テーマはよくあるものが多いです。

出題形式と、作文の文字数の少なさから、私立型の勉強が進んでいる人が有利でしょう。

適性検査2

~読む量と書くスピードが重要

2018



大問1 野生動物がテーマ(割合計算・説明・説明・説明)
大問2 雪の結晶がテーマ(平面図形・面積・計算)
大問3 折り紙がテーマ(平面図形・展開図・体積・図示)
2017



大問1 伝統楽器がテーマ(説明・説明・説明・割合計算)
大問2 紙がテーマ(説明・説明・説明・説明)
大問3 リニアモーターがテーマ(説明・説明・速度計算)
2016



大問1 路線バスがテーマ(説明・説明・説明・説明)
大問2 はちみつがテーマ(説明・説明・面積・面積)
大問3 排他的経済水域がテーマ(割合計算・説明・図示・説明)

九段中の適性検査2は、出題テーマが幅広いですが、決して問題はありません。

読む量、説明する量が多いですが、理科・社会等について、基礎的なことをきちんと勉強した上で、しっかり対策していれば、十分対応できる問題ばかりです。

満点を取るつもりで丁寧に取り組みたい問題ばかりです。

適性検査3

~簡単な小問が多い中にいきなり難問

2018



大問1 降水量がテーマ(説明・説明・説明・説明)
大問2 鉄道の混雑率がテーマ(説明・説明・説明・説明)
大問3 アイスクリームがテーマ(説明・短答・説明・説明)
2017



大問1 選挙がテーマ(ゲーム・説明・ゲーム・説明)
大問2 自動販売機がテーマ(説明・説明・容積・説明・短答)
大問3 黄金比がテーマ(規則性・図示・平面図形・割合計算・説明)
2016



大問1 北陸新幹線がテーマ(地図・体積・容積・割合計算)
大問2 太陽光発電がテーマ(説明・説明・説明・説明)
大問3 電卓がテーマ(説明・判断推理・計算・判断推理)

適性検査3は、2017年まで、数学的発想を問うような問題が出題されていました。

ただ、2018年は、説明問題が中心となっています。

もしかすると、テーマが高度すぎて、方針転換した可能性は否めません。

いずれにしても読む量は多く、45分で多くの説明を書ききらなければなりません。

十分な準備が必要です。

7)都立中受検・科目別対策の概要

①作文

オーソドックスなタイプの出題、つまり、課題文を1つ読んで、それについて作文するものから慣れていけばいいと思います。

題材は、国語の問題集でよいと思います。

長文読解の問題を解いたら、「それについてどう思うか」等、毎回考えるようにしておけば、自然と作文力はついていきます。

なお、いきなり作文を書き始めるのは非効率的です。

著者の主張の理解があいまいなまま作文を書いても、全く勉強になりません。

学習のスタートは、要約してもらうところからスタートしましょう。

また、答案構成の訓練を重ね、分析のスキルを磨きながら、様々なテーマに対する理解を深めましょう。

作文を書き始めるのは、それらの訓練が終わってから、夏休み頃からで十分です。

②資料説明問題

資料読み取り問題については、『全国公立中高一貫校』の過去問集を見れば、良問がたくさん見つかります。

志望校で、どういうタイプの出題が多いかを踏まえ、難易度の高くないものから、地道に慣れていきましょう。

答案のポイントは、あれこれ書いてしまわないように、過不足のない短い文章で、しっかり説明しきっているかどうかです。

③立体図形・平面図形

立体図形・平面図形は、技術的な分野で、積み重ねが重要です。

小4ぐらいの問題集から、しっかり1つ1つ、得意にしていきましょう。

都立中で求められているのは、基本的な問題ばかりです。

私立型の小5までの問題集がミスなく解けるようになれば、実力不足ということはありません。

④規則性・場合の数・ゲーム系

難しい出題は多くありません。

ただ、大学受験生ぐらいでも苦手な人は少なくない分野です。

図形同様、いきなり入試問題に取り組まず、まずは小4ぐらいの範囲から、1つ1つ得意にしていきましょう。

こちらも、私立型の小5までの問題集で十分です。

⑤割合計算

割合の計算については、「考えなくてもすぐ概算できる」ぐらいになっておくことが理想です。

それができているかできていないかで、都立中に受かりやすいかそうでないかが、容易に判別できてしまうぐらいです。

小4ぐらいの基礎的な範囲からスタートして、小数・分数が出てくる短文の文章題は、絶対に間違えないぐらいまで完成させておきたいです。

⑥文章題系

文章題系は、そんなに出題されていません。

ただ、割合計算の問題と絡んで、分析的に出題されているケースは少なくありません。

こちらも小4ぐらいの基礎的な範囲からスタートして、「小5の基礎的な短文文章題は間違えない」というぐらいまで、慣れておきたいところです。

⑦理科・社会

理科・社会は、「知ってる」程度の知識で対応できる問題が多いです。

そこで、夏期講習で使われるような、全体をザックリさらえるようなテキスト・問題集を1冊、しっかり繰り返せば大丈夫です。

⑧理科重点系

力学系や水溶液系は、慣れていないと混乱する上に、時間をかけたのに間違うということがありえます。

完成までそんなに時間がかかる分野でもありませんから、しっかり取り組んでおきたいところです。

また、過去、天体等に関して問われたことは多くありませんが、私立では必出と言えるぐらい重要な分野ですし、都立でもいつ問われてもおかしくありません。

余裕があれば、しっかり取り組んでおきたいところです。

まとめ

どの分野であっても、穴があったら大変です。

また、慣れや積み重ねによる自信も重要です。

そこで、どの分野に取り組むとしても、一度、小4ぐらいの基礎分野に戻って、1つ1つしっかり取り組んでみることをお勧めします。

その方が、穴もなくなりますし、何より、処理量が多くなるので、結果的に1つ1つの解くスピードが速くなります。

オススメの参考書・問題集等がありますので、ご興味ある方は、気軽にお問い合わせ下さい。

8)特別講座のご案内

作文系

①要約対策

全3回程度で、要約のためのノウハウを全て伝えます。

小4から受講可能。

「帰宅したうちの子が、自分から国語の問題を解き始めた」というぐらい好評です。

初回体験はこちらの講座を想定しています。

②答案構成訓練

経営コンサルタントと、論文・小論文の指導をしてきたからできる、緻密に論理の穴を埋める授業。

普通の塾の先生・予備校の先生にはできない指導を、ぜひ体感ください。

③答案添削・書き直し

その他の科目では、正しい解答を知った/理解した上で、何度も復習して、それに近づけようとするはずです。

でも、なぜ大半の生徒は、作文の復習をする際に、正しい作文を知らない/理解しないまま、たった1回で、復習を終えようとするのでしょうか。

それは、誰も、『正しい作文』を示してくれないからです。

自分の構成における『正しい作文』を示し、何度でも書き直させることで、『成長』を実感できる指導をします。

適性検査系

①資料読み取り問題

志望校に合わせて、厳選した良問だけを解かせます。

答案も、「だいたいあってるからOK」にせず、文章・要素の過不足にこだわって、「なぜ減点なのか」「どうすればもっとよくなるのか」を示します。

②算数系

その場で無限に類題を作り、得意になるまでやらせます。

80~90%の理解では留めません。

頑張った分野こそ、誰にも負けない、二度と復習がいらないぐらいの得意分野に。

③規則性・場合の数・ゲーム系

普段10分考えられないのに、試験場で10分悩む問題が解けるはずがありません。

どんなに早く解ける人でも、迷ってしまう問題に出会うことはあります。

そういう時に、どう取り組むか。

難問への取り組み方を教えます。

④理科・社会系

大切なことは、暗記ではなくて理解から入ること。

星座の名前の大半は、試験が終わればすぐに忘れてしまうでしょう。

しかし、きちんと理解していれば、月の満ち欠けのメカニズムは、一生忘れません。

「なぜそうなるのか」ということを、自力で図に書いて、人に説明できるほど理解していれば、試験場で迷うことなど、ないのです。

暗記ではなく、きちんと理解できるようサポートします。

さいごに

手段を洗い出す そして私たちは 全てを実現する

上に書かれた文言は、私たちのスローガンです。

「得意にするのが難しい」と思えたことでも、要素を細分化して、1つ1つ、完成させていきましょう。

そうすれば、小さな要素の1つ1つが得意になり、気付いた時には、たくさんのコトが得意になっているはずです。

コツコツやるのは、あくまで何かに取り組むための準備でしかありません。

集中して、完成させるつもりで取り組んだ͡コトの数だけ、人は成長できるのです。

一緒に、勉強を楽しんで、たくさん得意にしていきましょう。

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